my LIFE as HERMIT


金ちゃんのドンと行ってみよう!変(ベトナム その3)」

(文中1円=144ドン 1000ドン=約7円)

 

サパ

 

フロントのねーちゃん(フランソワーズと命名する)に昨日言われた通り、朝9時に起きてフロントに帰りの列車の予約をとりにいく。フランソワ「ハイこれでカンペキにプックトされマシタネ〜もう安心〜何かトラブルあれマシたらワタシの名前出してキダサイ〜」日本語はひとっこともしゃべってなかったハズなのだが、なぜか俺の記憶には「早口の日本語を話すフランス女性」と記憶されてしまっている。

 

サパの中心 大聖堂前広場

 

部屋帰ってもっかい寝ようとするが、庭のにわとりの強制モーニングコールで絶対起こされる。ここのにわとりはそのために飼っているのか。今日はマーケットも出るというので、サパの町をダラダラ散策することとする。高原なのでわりと涼しい。気温といい景色といい田舎リゾート度といいニセコみたいな感じ。

 

ホテルのすぐ近くに小学校がある。登校中の小学生に「シンチャオ」と礼儀正しくあいさつされた。ならばこちらも大人としてあいさつを返さねばなるまい。「シンチャオ」と返すと、「シンチャオ? なにその発音?」みたいな顔をされる。音をコピーして返したつもりだったんだか何かが違うらしい。その後もいろいろな場面で無理してベトナム語を使うと「プ」みたいな顔されること多し。でもまあ通じてはいるらしいからヨシとする。

 

小学校

 

郵便局を探してウロウロしていたんだが、既に何回も郵便局の前をいったりきたりしていたことが判明。ポストオフィスって書いてないんだもの。よく見ると書いてるんだがベトナム表記のほうが大きくて気がつかなかった。ポストが黄色い。投函口は「国内」「国際」とベトナム語で書かれているっぽいが、調べるのもめんどうなので、なんとなく国際っぽいほうに投函。

 

朝メシを食っていないことに気付いた。ちとランチには早い時間で、あまり店があいていない。準備中のカフェの前をウロウロしてると「入りな」みたいなこと言われたのではいる。最初おしゃれカフェの兄ちゃんの方にさそわれたんだが、横から姉ちゃん+おばちゃんが「メシ食いたいならこっちだよ」と隣の安食堂にひっぱりこまれる。そんなものかなーと思いカフェ・ダーとバインミー、長官はビールとフォーを注文。・・あれっ、飲み物はとなりのカフェから持って来たぞ・・・だったらおしゃれカフェにいて食い物を隣からもって来たほうがよかったんじゃ・・ここととなりの経営者は家族かなんからしい。テレビでは夏休みの午前中にやってるような子供向けアニメをやってて夏気分が盛り上がる。バインミーとフォーはふつうにうまし。全部で50000ドンくらい。メニューどおりの定価。

 

これはこれで海の家みたいで味があると言える

 

サパ中心部の公園でダラダラする。中学生女子が観光客相手に英語の練習をしている。あー中学の時そんな奴いたいた。そういうことするのってたいてい女子なんだよなーなんか。俺たちには全然声かけてくんない。軽く差別意識を感じながらマーケットを探索。そろそろ昼飯時らしく、焼き鳥やフォーの屋台が出ている。あーこっちで食ったほうよかったな〜。夜までやってないかな〜この屋台。

 

女子の服はモン族の服

 

青空床屋もある。ゲッツ板谷が「ベトナムで床屋に行かない奴は馬鹿」と書いてたので、この旅終わるまでには一回は行こうと思う。今日はいいや。マーケットを奥に奥にすすんでいくと薬酒屋発見。むむう。虫じゃねーか。何に効くんだ。そもそもこれはいかなる虫か。北海道に住んでいながらゴキブリを大繁殖させた経験してから、どーも虫はキライだ。ヘラクレスオオカブトでもイヤだ。長官が玄関にカブトムシの標本飾った時には俺を家に入らせないためのイヤガラセかと思ったくらいだ。

 

 

暑くなってきたので近くのカフェでビール。このあたりからなんか胃が痛くなってくる。ビールうまいんだか、昼間っから飲んでるとやっぱ胃が荒れてくんね・・腹の調子も微妙なのでいったんホテルに避難。

 

マーケットはこんな感じ

 

ひたすらゴロゴロしつつガイドブックを見ると、ちょっと歩いた所にスイーツ食わしてくれる所があること発見。胃がヤバイ時にはスイーツとお茶に限る。国道を山に向かってテクテク歩くと、いきなり洋館がでてくる。中はヨーロッパや日本にふつうにあるオシャレなカフェ。混んでる。地元の若者もわりといる。ロータス・ティーとケーキ食ってここでも死ぬほどダラダラする。札幌にこういう感じの喫茶店とかよくあるんで、だんだんベトナムにいるんだかよくわからなくなる。

 

ホテルに帰るとメシだと言われるが、もう今日は既に5食くらい食ってるような気がする。ベトナムって一食の量が少ないからすぐ腹が減るんよ。まだケーキが腹にのこっているが、今食わないと絶対あとから腹減るような気がしたので食うことにする。トリのローストなんだが・・・やっぱ腹イパーイ。食えねえ。しかも、となりの席の家族連れのガキがラクレット注文しやがった。頭痛がするほど臭え。しかもガキ残すし。食えねえもん注文すんなよ! お父さんが残り食ってた。

 

ので、持ち帰りにしてあとで部屋で食うことに。臭いので一刻もここを離れたいと思い、勘定終わって料理を自分でもっていこうとすると、ウエイターに「なんてことをする」みたいな態度をとられる。あとからルームサービスで持っていってくれるものらしい。すいませんね田舎者なもので。

 

部屋で養命酒ワイン飲みながら、VTVのスポーツニュースでサッカーVリーグを見る。観客がパープルサンガより少ない。ベトナムではサッカーよりテコンドーとかカッコイイ相撲みたいなヤツとか、格闘技のほうが人気らしい。まーゲリラでアメリカに勝った国だからねー。ニュースのあとはサンシルク(サンスクリーンのメーカー)提供のクイズ番組。提供? 社会主義は? つかVTVって国営放送では? まあ細かいことはいいか。桜金造をマジメにした人が司会者で、クイズに正解するたびにクロスワードみたいな虫食いの単語を埋めていく方式。優勝者はなぜか歌う。商品はもちろんサンシルク一年分。

 

・・・・5時間たっても腹減らない。食えませんねトリ。今日はもう寝る。明日は川下りクルーズの予定。 

つづく

 

金ちゃんのドンと行ってみよう!変(ベトナム その2)」

金ちゃんのドンと行ってみよう!変(ベトナム その1)」

「チベットだけよ」「あんたも好きねェ」変

ケツの穴から指突っこんで奥歯ガタガタ言わせた・ロ・カ〜♪変

「屁のつっぱりはイランですよ!(おお、言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ)デス見沢 mald 変)」

「アイ・リメンバー・クリフォード!変(ルクセンブルグ・その1)」

「壁に耳あり障子にメアリー!!変」(デス見沢A・篇)

「コルホーズの玉ネギ畑!!変」

「戦場のメリー・クリスマス・イン・サマー!?変」

「オーヴァー・ザ・レインボウ!!変」(デス見沢デス彦17號篇)

「守ってあげたい!?変」( by Picatyuu)

リラクシン・アット・カマリロ!?変(デス見沢デス彦17號篇)

ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦

ドイツの科学力は世界一ィ!変(デス見沢デス彦(A)篇)

印度でわしも考えた変

「隣の印度人変」

「大阪変」「ハッカー変」

戻る