my LIFE as HERMIT


「アイ・リメンバー・クリフォード!変(ルクセンブルグ・その1)」

(某国の国民感情を考慮してちょっとタイトルを変更)

(文中1ルクセンブルグ・フラン≒3.8円)

 

 

アムステルダム

 いや、なんかスゲーことになってるよなあ。貿易センタービルとペンタゴンに民間機がバンザイアタック。しかし日本の空港ではとりあえず「アメリカ行き」の飛行機が全便欠航になってたのと、一応アリバイ作りのための荷物チェックを強化してるフリ以外は特に変わったことはなかった。あ、いつの間にか入出国カードなくなってた。少なくとも日本でハイジャックがおきた時(ハイジャック犯がレインボーブリッジくぐろうとして機長が刺された時)の荷物チェックのキビシサよりは本気ではなかった。まあしょせんは「湾岸の火事」だから。対岸だったか。ってワザと間違えました。

 

飛ばないノースウエスト航空の群れ

 しかし、ここヨーロッパではやはりヒトゴトではないらしい。大西洋はイギリス・アイスランド行きを除いて全便欠航。中南米も半分以上アウト。そして、今までパスポートほぼフリーだったEU便(しかも俺らのはベネルクス内なのに)にもパスポートコントロールと手荷物チェック。スキポール空港では始めて手荷物チェックを受けた。だいたい空港で買った英字新聞からして

フランス系の新聞 まあ核持ってるから強いこと言えるよな

 この時点では日本の新聞では「ビンラディン氏関与か?」くらいにしか書いてなかったはず。この時点でもう「アフガニスタンの攻撃」と言い切ってるところがすごいよな。よく見ると右下に「マンハッタンにキノコ雲」とかも書いてるし。まあこれはわりと極端な例だが、だいたいヨーロッパどこ系の新聞も似たような感じ。気分はもう戦争。

 

 で、いつものKLMシテイホッパーのプロペラ機にてルクセンブルグへ。40分くらいで着いた空港がまた小せえ。石垣島の空港くらい小せえ。しかしルクセンブルグには空港は一つしかないため、ここからの発着便は全て国際線となる。で、ホテルへの無料シャトルバスがある、というので空港からホテルに電話する。当然のようにフランス語で応対される。ぜんぜんわがらん。しかしまあなんとか英語も通じた。「どうぞいらっしゃって下さい」と言われて切られた。シャトルバスは〜? 空港の外をウロウロしてるとタクシーの運転手に「シャトルバスを探してるのか? シャトルバスなら、ホレ、そこだ」と言われる。ホテルのロゴがはいったロンドンタクシーみたいなシャトルバス(バス?)発見。これがインドだったら「おう、乗せてってやるよ」とか言われて全然別のホテルに連れていかれるんだろうな〜と思うと感慨深いものがある。

ルクセンブルグ国際空港 の右半分

 シャトルバスで30秒ほどでホテルにつく。っていうか空港が目の前に見えてんじゃん、このホテル。歩いても来れた。まあ夜になってたし、10何時間も飛行機乗ってて疲れたのでヨシということで。

 フロはいってオランダで買った酒を飲む。テレビはずーっとCNN。あれ、さっきまで「AMERICA under attack」ってなってたのが「AMERICA NEW WAR」になってんぞ。アメリカそんなに戦争好きか。まあやるのは勝手だが自分が戦争放棄させた国には戦争協力させんなよな。させると思うけど。などと天下国家をデス見沢Fと語りあっていると酒足りなくなったのでルームサービスで追加。断酒はどこに行った。

つづく

「壁に耳あり障子にメアリー!!変」(デス見沢A・篇)

「コルホーズの玉ネギ畑!!変」

「戦場のメリー・クリスマス・イン・サマー!?変」

「オーヴァー・ザ・レインボウ!!変」(デス見沢デス彦17號篇)

「守ってあげたい!?変」( by Picatyuu)

リラクシン・アット・カマリロ!?変(デス見沢デス彦17號篇)

ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦

ドイツの科学力は世界一ィ!変(デス見沢デス彦(A)篇)

印度でわしも考えた変

「隣の印度人変」

「大阪変」「ハッカー変」

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