my LIFE as HERMIT
「ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦変」(その1)

(文中1マルク≒100円(レートではなく、日本の感覚として。レートでは60円くらい))

千歳空港まで

 

前回の旅で、色々失敗したことを思い出す。思い出す度に、今回はなんとかしなきゃと考えるが、やっぱりあんまり行きたくないという気持ちが大きい。本当に大丈夫なのかなぁ?

とにかく、前日になってやっと、旅の準備を整えた。

 けれどやっぱり心のどこかでは”逃げたい”と思っていた‥‥。

千歳に行く前に、自分の家で荷物をチェックする。自分はデス見沢A(以降・A)に比べて体力も劣るし、すぐに疲れてしまうので、最小限の物しか持たなかった。でも、Aの手荷物の鞄は妙に膨らんでいる‥‥。

調べてみるとやっぱり!! これじゃあ幾ら荷物を減らしても駄目に決まっている!! 本当に中身はゴチャゴチャだ!!

丁寧に整とんしてみると、半分くらいの量になった。ついでに薬の袋など、減らせる物は思いきって捨てていく。

 どうせ、帰りにはどんなにがんばっても荷物は増えるんだろうしね。

 

空港までの列車で、Aが若い男性にからまれた。

どうやらAのトランクがその人にぶつかったらしい。嫌な予感がした。

車掌が飛んできた!! でもなんだかよく判らないけれど無事だったみたい。よかった‥‥。

 

今回の旅は、千歳から直で飛行機だ。

自分は飛行機が恐いので、空港でビールを飲んで酔っぱらっておこう。ツアーらしき人たちが沢山いた。

 

出発だ!乗ってしまったら後戻り出来ない。

_______________________

アムステルダムまで

 

まず、アムステルダムまでは、10時間もかかる。偶然、トイレの側の席にチェンジ出来た。ラッキー!!

機内は広く、座席も大きいので座り心地も良かった。

機内食を食べ、ワインを沢山飲んだら眠くなってきた。自宅にいるようないい気分で眠ってしまった。

目が覚めても、まだ5時間も経っていない‥‥。ハイネケンやワインを飲んでまた寝る。

少し肝臓の具合が心配。

ずっと曇っていたので、ロシア上空が見えない。つまらないのでまた飲む。

 やっと着いたよ‥‥。

_______________________

ミュンスターまで

 

両替えを済ませたあと、空港でも一杯飲んだ。そのバーで、オランダ語と英語はよく似ているんだなと知った。

空港は、色々な人種でごったがえしていたので、かえって安心した。自分達だけアジア人とかだったらちょっと恐いもんね。

 

ミュンスターに行く人は少ないらしい。自分達も含め、20人程度しかいない‥‥。嫌な感じ。

ああっ、やっぱり!プロペラ機だ!! 本当に飛べるの?落ちないかな?

グラグラ、乱気流の中を飛ぶプロペラ機で、自分はじっとしていることしか出来ない‥‥。本当に疲れた。

長い1時間だった。


ミュンスター上空 プロペラ機こわい

ミュンスターのホテルまではタクシーを使った。ドイツのタクシーは料金のメーターも小さく、一見すると自家用車にしかみえない。新車のように綺麗だ。内部も広い。

窓から外を眺めると、あれ?いつのまに北海道に帰ってきたのかな、と一瞬思ったよ。

道路の広さ、樹木の種類、よく似ている。ただ、車は右側を爆走してたけれどね。

 

ホテルに着いて、一番心配だったのは「気温」だった。でもそのホテルの部屋には空気調節器が無い?

必要無いよ、ここは北海道と同じ気候だったから!! Lucky!

自分はクタクタだったけれど、Aはビールとポテトチップスを買ってきてくれた。Aの体力には脱帽するよ。

綿みたいに寝やすいベットで、しっかり寝ることが出来た。ホテルで熟睡できるなんて!

 つづく

ドイツの科学力は世界一ィ!変(その3)

ドイツの科学力は世界一ィ!変(その2)

ドイツの科学力は世界一ィ!変(その1)(デス見沢デス彦(A)篇)

印度でわしも考えた変

「隣の印度人変」

「大阪変」「ハッカー変」

戻る