エジンバラ エジンバラ空港到着は現地時間の夜8時。スコットランドでは移動手段が車しかない、ということを聞いてたので日本からレンタカーを予約しといた。AVIS。で、日本にいる時、空港からホテルまでどう行くかって聞いたら、渡された地図は ![]() こんだけ。パリ・ダカールラリーやってんじゃねーっーの。まあ地図にURLつけといたんでクリックしてそこに飛べばわかると思うが、ホントに地図はこんだけで、あと2〜3行くらい英文で「M8(高速道)から来た場合はどこそこのロータリーを右に…」と書いてるだけ。エジンバラ空港からどうやって行けばいいのか、A何番(国道)を行けばいいのかとかいうのは、ナシ。英国政府観光庁から貰ったロードマップは日本地図並にデカい縮尺で全く役にたたず。ロンドンから車で来るわけじゃないんだから。気ィ効かせろよもっと観光庁よ。
まあ詳しいことはレンタカー屋に聞けばいい、と思ってとりあえず空港で両替。…んー、ポンドが違う! ガイドブックによると、スコットランドはイングランドとは別に紙幣を発行してるんだと。で、ポンドの価値はイングランドと同じだが、スコットランドポンドはUK以外では外貨に両替してくれないらしい。まあ余った金は出国する時に両替すればいいだけの話。補助貨幣はイングランドとおんなじ。 ![]() レンタカーのカウンターに行く。日本で予約してたのでスムースに話が通る。「日本車を御用意いたしまたよ」とか得意気に言われる。別に俺は国粋主義者じゃないからそんなことどうでもいいのに。だいたい俺が日本で乗ってる車は安売りしてたアメ車だし。買った当時はバブルだったので日本車より安かったのだ。日本車は電気系統がデリケート過ぎてあんまり俺と相性良くないんだよな…。しかもよりによって今話題沸騰中の三菱のオートマだし…。不安…
「保険は対人無制限、免責は750ポンドで…」と説明されるがいつもの通りあまり聞いてない。事故ったらその時はその時だし。で、ホテルまでの道順を聞こうと思ったら、先に「ホテルまでの行き方、教えてあげましょうか」と言われる。スコットランド人は親切だ。空港を出たらもうA8だから、それをエジンバラ方面に行けばいいらしい。で、途中になんか細い道があるからそこを左に曲がれと。とっても詳しい説明ありがとう。まあ俺のヒアリング能力がなかったダケかもしれんが。どうせ俺は日本語のヒアリングもあまり出来てないからこれでいいのだ。さあ、車に乗って出発だ。
…案の定迷う。ここはどこだ。郊外のホテルのハズなのに、なんで市街地になるんだ。しかしこの国では車の信号が青でも歩行者がガンガン車道横断してくる。超怖え。こいつら全員自殺志願者じゃねーのか。とにかく細い道を片っ端から曲がってみる。暗い。コンビニもない。民家しかない。もうどこをどう考えても新興住宅地。あーホテル予約しないでベッド&ブレックファスト(UKの安宿)にすればよかった。でもそれだと駐車場ないしな。 一時間くらいウロウロしてると…むっ。この小路が怪しい。と、電波を受信したのでなんとなく小路に入ってみる。塀に「MURRAYFIELD RD」の小さい小さい表示発見。断言します。こんな所絶対わかりません。
まあとりあえずなんとか無事ホテルについた。よかったよかった。予約もちゃんとされてる。 「部屋はエレベーターで3階の奥です」「サンキュー」 エレベーター…あ、これか。最初から扉が開いてるからただの小部屋だと思った。 ……………………………………………………。 むう。ウンともすんともいわない。これはひょっとしてエレベーターではないのではなかろうか。だいたい階数表示のボタンもないし。困ってると、ロビーで酒のんでたおっちゃんが「ここを押すんだよ」と言ってくれた。 ![]() ものすごく年季と気合いの入ったエレベーターだったのだ。しかし、せめて何階に行くのかという数字だけはボタンに書いといてくれないか。3階まで5分くらいかかって昇っていく。人力か? 部屋はまあまあ。ベッドが3つある。家族旅行用のホテルだったか。そういやイギリスにはベッド3つっていうホテル多いなあ。疲れたんでシャワーはいって爆睡。明日の予定、特にナシ。
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