帰路・バラハス空港〜アムステルダム 他
さて、今日は学会の最終日であり帰国日。学会も講演とかがちびっとあったが、帰国便が午前中であったため出席はパス。まあ前の日に学会打ち上げ終了したのが3時過ぎだったからな〜。次の日の9時にキッチリ講演とか行った人いるんかね。まあこの学会は毎回こんな感じなんだが。Dr.Anneのパフォーマンス劇場は、今回は全掲載めんどいので写真一カットだけね。基本的にはハーメルンの笛吹き男(女)かな、と。
![]() さて、我々はホテルから離れ帰途バラハス空港へ。今回の旅は特にヤバい事件にも遭遇せず、なんとか無事帰れそうなワケだが、最後の最後に置き引きとかされちゃたまんねえ。とっとと出国してしまおう。で、出発便搭乗カウンターで経由地のアムス行きの便を探す。えーと、日航のカウンター・・・ない。イベリア航空とKLMばっかしだ。まあシェア便なんだからどっかのイベリア航空のカウンターにあるだろう。出発便の掲示板モニターを見ればどこのカウンターかすぐわかるもんだ。AM11:35発アムス行き・・・ない。ないってこたどういうことだ。EU内はこのターミナルでいいはずだが。只今AM10:00過ぎ。日航に電話してみる。ツー・・・日曜なので休みだ。あせる。まあイザとなりゃアムス行きの便くらいチケット買えばいいんだが。とりあえず英語でカウンターのねえちゃんにどこに行けばいいのかチケット見せて聞いてみる。とても丁寧に、スペイン語で説明される。まあそりゃー無敵艦隊破られるまでは世界NO.1の宗主国だったんだから英語なんざちゃんちゃら使えないわな。まあ、それでも、なんかずっと先のほうにいけばいい、みたいなことを言われる。 結局、ターミナルが違ったようで、日航のシェア便受付はターミナルの端の端にちゃんとあった。ターミナル違えば出発便の掲示も全部違うらしい。11:35アムス行きありました。やっぱしというか、日本の団体ツアー客といっしょ。日本語がとびかい、既に日本にいるような感じになる。
![]() さーもーなんもないだろう。と、出国ゲートをくぐって搭乗口のボティチェック。キンコーン。長官がひっかかる。"Que es esto?" あ、土産物屋で買った短剣風ピックだ! 大きさ的にはツマヨウジ程度のもので、細工が細かく壊れやすいと思ったので手荷物にしてしまっのだ。このくらいならいいだろうと思ってたのだが・・「すいません、そしたらこれ、機長預かりに・・」「NO!」「そこをなんとか・・」「スペインではテロがしょっちゅうおこっている。機内持ち込み品は厳しく制限させてもらう。だからこれは没収! そしてデストロイ!」こうして、長官の短剣ピックはデストロイ箱に・・デストロイ箱には他に似たようなピックとか、ハサミやカッターなどがはいっていた。まあその後2004年3月にマドリッドで地下鉄爆破テロ(今回よく利用してたAtocha駅だよ・・)あったワケで、やっぱテロ多いんだな。長官はしばらくがっりしてたが、まあメインの装飾銃と飾り短剣はバゲージに入れといたんでセーフ。
![]() さーもー今度こそなんもないだろう。離陸後一時間程でアムス到着。本来ならスキポールでオイスター食ってシャンパン飲みたいとこだが、土日はオイスター入荷ナシなので、以前から気になってたスシバーに寄ることとする。「BOTAN」「KAEDE」だったか、そんな名前のセットを買う。サーモン、ツナ(トロと赤身の中間みたいな感じ)、カッパ巻鉄火巻きなど。ただし、外人(つかここでは俺が外人なんだが)はノリ嫌いらしく巻物にはノリはナシ。それとスシ握る時はとうぜん使い捨ての医療用手袋ハメるのは世界の常識ですね。和食なので、とうぜん飲み物はシャンパンを頼む(日本で食うスシや刺身には絶対合わないが、なぜかヨーロッパの魚介類にはスゲー合う)。腹的にも時間的にもちょうどいい感じで、帰路日本へ。 あと日本での飛行機国内移動の時「この銃剣はなに・・」と言われたが、まあ「オモチャですよ」「そうですよね」の一言ですみますた。
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ある日の職場の昼休み。 さて、今日の定食のメニューは何かな〜と食堂に行ってみると、「デス先生?」と俺を呼ぶ声が。 なんか知らないオバチャンだな〜でもウチの病院の事務の制服着てるから、なんか仕事の話かな〜 「デス先生、今度ネパール行かれるんですって?」 「え? ええ・・でもネパールは単なる経由地で、本当の目的地はブータン・・」 「(聞いてない)カトマンズ行かれるんでしたら、是非この店に行ってきてほしいんですよ!」 なんじゃそりゃ! なんで俺がそんな店にわざわざ行かんとならんのだ? だいたいこのオバチャン誰? 「ああ、カトマンズは今回のりつぎだけだから空港から出ないんですよね(嘘)」 「そうですか。では是非カトマンズのこの店に行ってみてください」 なんかメモもらったが速攻で捨てた。 インドではどんな乗り物使っても必ず土産物屋に寄らされたが、まさか日本にいる間に土産物屋の客引きに会うとは思わなかったぜ。それとも自分がネパールでだまされたのでくやしいから行く人行く人だまそうとしているとか? はたまたネパールに多いと言われる某「日本の全然イモい団体(by ねこぢる)」の勧誘か? 俺は折伏されてしまうのか? 俺のココロのスキマは埋められてしまうのか? はたまた単なる俺の幻覚妄想か? それはそれで危うし俺! 次回のマイ・ライフ・アズ・ハーミット、「ブータンもおだてりゃ木に登る(仮題)」 キミの心にちんぴょろすぽーん!! |