my LIFE as HERMIT


「ケツの穴から指突っこんで奥歯ガタガタ言わせた・ロ・カ〜♪変(スペイン その4)」

(文中1ユーロ≒120円)

 

 

マドリッド・王宮・大聖堂 他

 

オッス! オラ孫正義!

きのうは寝る前にMTVみながら酒のんでたんで、結局寝たのは6時くらいか。ビ・ヨンセはええのう。従って当然のごとく起きたのは12時過ぎである。学会・・そういうのもあったのう。まあ今日のGALA(いつもの飲み会)は参加する所存でありまするが。いいんだよ、学会ってのはこういうロビー活動のほうが重要なんだよ! 

 

ま、だいたい教会はどこもこんな感じ

 

さて、旅にきて我々が欠かせないもの。それはその土地の神のとこにいってセーブポイントにセーブすることである。そうすれば死んでもそこから再スタートできます。というわけで、スペインはカトリック教国なので大聖堂に。といってもここはバルセロナではなくマドリッドなので、ガウヂーのではなくふつうの聖堂。となりに皇居というか王宮がある。さっそく参拝を・・と思ったら今日は土曜なので何やら結婚式が盛大に行われている。神父よりも親戚のハナシの方が長い。どこの国もおんなじだなあ。子供が飽きて教会の中を探検し出したので、俺たちも負けずに探検する。いろいろな謎の小部屋があったが、全て鍵がかかっている。ま、そりゃそうか。参拝する所は式やってるとことは別の場所にあったので、とりあえずロウソクの一本でもあげていくか・・・おや、ここはロウソクのかわりに電球なのか。コインをいれて電球を何個かともらせる。まあ火の心配はなくて安全だが・・・まあ合理化の波ということで。

 

お布施の額で灯るライトの数が変わる

 

外に出ると、となりに王宮があるので、土曜日は観光客でイパーイ。ジェラート売りがいたので買う。一個1ユーロ。あまーい。水欲しくなる。が、暑くて乾燥しているのでんまい。そろそろヘビーな昼メシの時間ではあるが、今日の夜メシはたぶんたくさん量が出ると思われるので、軽食くらいにしておこう。その前にみやげ物屋を物色。銃刀マニアの長官はレプリカの装飾銃とサーベルなどを購入。こうげきりょくが 3 あがった。俺は脱力系の絵ハガキとフラメンコのカスタネットを購入。未だにうまく鳴らせない。しかしアレだね、日本の音楽教育におけるカスタネットというかパーカッション(ドラム以外の打楽器)全体の地位をなんとかしてほしいね。学芸会とかで「楽器のできない奴がパーカッションを担当」という今の風潮はいかがなものか。やるんだったらちゃんと教えんかい。ちなみに、パーカッションの正しい入れ方は、音楽における「ツッコミ」の役割であります。メインのリズムキープはドラムなり指揮者なりがリードしてくれるんで。

 

ジェラート売り うしろの行列は王宮観光

 

で、買い物がひととおりすんだら茶などを。つってもスペインでこの時間だと自動的にそれはレストランになってしまうのだが。まあ量少なめに頼めばいいだろ。王城近くの定食屋っぽい所にはいる。む、壁一面にジダンとかベッカムとか王族関係者とかの有名人のサイン色紙と写真が・・ラーメン横丁じゃないんだから。ケーキとコーヒーを頼む。「メシは食わんのか」などということを言われたので「甘いもん食いたいんですよ」と言うと「じゃあいいメロンがはいったのでそれ食え」と言われる。頼むと、なんかスイカよりデカいメロンがくる。でもそんなに甘くもなし。乾燥地仕様か。コーヒーをのんでまったりしているうちに、いつのまにか店の中満員になる。全員常連らしく、マスターと長話している。

 

これがデカメロンってやつで・・おあとがよろしいようで

 

シェスタの時間なのでいったん泊まっているホテルに避難する。ありゃ、ここでも結婚式やってるよ。今日は大安なんだろう。帰ってきたはいいが、あまりにもヒマなので学会にでも行くことにする。

ロビーに知った顔多し。ブラジル在住の知り合いがワークショップやってたので、参加しようとすると「予約してないからダメ」と断られる。「他の仲間も発表やってるから、そっちを見てくれ」と言われたのでそっちの方にいくと、全部ポルトガル語。いちおうヘッドホンで英語・スペイン語での同時通訳してくれた。こんなマイナーな学会なのに、同時通訳とかやるようになったんだねえ。発表内容はごくふつう。

 

電車で移動 世界の車窓から

 

全ての発表が終了。で、ディナー&飲み会は夜10時から街ん中のホテルでやる、と言われる。遅え〜。また時間が余ったので街のCD屋でも散策することにする。地球の歩き方によると、オペラ座の近くに大きなCD屋があると書いてあるので、電車と地下鉄で向かう。途中の地下鉄の駅で、明らかにガンジャの臭いが。まあ物騒な雰囲気ではなかったが。オペラ座のすぐ横にCD屋発見。楽器屋も兼ねているようでギターがいっぱい並んでいた。フラメンコかなんか得意げに試し弾きしてる兄ちゃんが店員に「売り物をそんなに弾き過ぎだ」みたいなことを注意されている。どれどれCDは・・・・むう、ほとんど全部クラシックじゃねーか!! 考えてみればオペラ座のとなりのCD屋なんでジャズやポッブスがあるわけないか。「ホレス・シルバーのジャズ教則CD」というのがあったのでそれと、フラメンコのCDを何枚か買う。10枚で100ユーロくらい。でもやっぱり「スペインで流行しているポップス」が知りたいので、他にCD屋がないかウロウロする。午後7時くらいで、そろそろ日がくれそうな感じ。

 

・・・探してるうちに、何やら安宿街に迷い混む。怪しげなアフリカ人数人が、初老のヨーロッパ人(カナダ人っぽ)をとり囲んでいるのを発見。おっちゃんはなんか言われるままにサイフから金を出していたが・・・これってオヤジ狩りか? 目をあわせないようにしていたが、そのおっちゃんをとり囲んでいる奴等以外に、アフリカ人10人以上が確実にこっちをジロジロ見ている。危険。速攻でタクシーに乗ってホテルまで帰還。タクシーにのった10秒後に街のCD屋発見したが、あきらめる。

 

ホテルにもどっておみやげを整理したりするうちに、そろそろ飲み会の時間。タクシーで指定されたホテルに向かう。

 

各卓はこんな感じ

 

我々のテーブルはフィンランド・オランダ・フランスなどとの連合軍。例によって日本人は我々以外ナシ。お互いにたどたどしい英語で会話する。しばしば「私の英語、正しい? 意味わかります?」と聞かれたが、それは俺のほうが聞きたいよ。ヨーロッパ人といえども英語そんなに得意じゃないこと判明。

むかいに座ったオランダ人(男子)がヘビースモーカーで、隣のフィンランド人(女子)が「ウチの国だったらアイツは死刑だ」と言う。俺も煙草は吸うが別にダメならダメで吸わないので、死刑になったらイヤなので煙草はとりあえずフィンランド人の前では吸わないこととする。

 

さて、前菜。メロンのポタージュに生ハムの破片浮かせたもの。マズー。見たところ完食者ナシ。いくら季節モノったって、思いつきで料理作んなよ。

その後軽く前菜あって、そしてメインディッシュで肉。500グラム以上は楽にある。ちなみに現在は午前0時。でも、けっこうみんな食ってるなあ・・考えてみりゃ、学生の時は俺もバンドの打ち上げで深夜の焼肉とか平気で1キロくらい食ってたか。もうトシなので今回は残しました。「ベジタリアン」と申告すりゃよかった。

 

 

その後となりのフィンランド人としばし歓談。「日本人なら、カラオケとかよく行くんでしょー? フィンランドで今流行ってますよ、カラオケ」「え・・まあ若い人なら行くんだろうけど、俺の年代ではいかないんじゃないかな・・」「えー、面白いのに。サイモン&ガーファンクルとか」「うーんでもカラオケったらやっぱり無錫旅情とか」「え?」「いや、なんでもありません(説明がメンドイ)」

その後、茶道に興味がある、など日本ネタで定番の話題になったりしたのだか、長官の母親が茶道の免状を持っているなどの話をしたら「えーセレブなんですね〜」と言われたりした。茶道ってセレブなのか? 

で、こっちもなんかフィンランドネタで話しようと思ったんだが、サウナとキシリトールくらいしか思いつかん。あとリナックスか。「ロシアとの国境問題についてどう思いますか(フィンランドにもそういう問題がある)」というのでもいいんだが、英語がついていけない恐れがあるためヤメ。

 

食後のコーヒーが来る。

スペイン来てからずっと思ってたんだが、どうもスペインのウエイトレスはコーヒーを無理矢理カフェオレにしたがる。油断してると必ずミルクを入れられる。「シン・ミルク(ミルクなしで)」と言うとものすごく残念そうな顔をされる。

ここでもそれは例外ではなく、トークに夢中になっているヤツのコーヒーは必ずミルクが入れられていた。しかも明らかにそういう奴からこっそりコーヒーを入れていた。で、そいつが気付くと「ミルクいれられちまったよ・・」とボーゼンとなる。どーゆー風習なんだ。

 

その瞬間

 

その後 "Dr.Anneのパフォーマンス劇場Part 2" が始まるが、今回は短め。t.A.T.u.の影響か、レズ風味が強かったような。その後は例によってダンス・タイムだが、今回は3時くらいで終了してしまった。ちと物足りなさを感じつつも、本日の営業はこれにて終了。

 

こんなかんじで

 

つづく

ケツの穴から指突っこんで奥歯ガタガタ言わせた・ロ・カ〜♪変(スペイン その3)

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