my LIFE as HERMIT
「ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦変」(その3)

(文中1マルク≒100円(レートではなく、日本の感覚として。レートでは60円くらい))

ミュンスター・二日目 学会初日

 

ああ、やっと学会だ。いつもの朝食のあと、顔を洗って、スーツに着替えた。

会場となる大学は、比較的近くだったのだが、道に迷うと心配なのでとりあえずタクシーで行った。

建物の近くにきたのに、タクシーはいつまでもうろうろしている?

Aは、タクシーの運転手の「(大学の)どちらの方面から入りますか?」というのが判らなかったらしい‥‥。

 

大学は、まるでお城。というか小さい宮殿。ワォ!凄い!

やっぱり大学ってこうあるべきなんだよね!嬉しくなって大学内を探検していたら、係りの人に怒られてしまった‥‥。

 


大学、ホールのある方 ここにも彫刻が

受付を済ませた。(3日目の病院見学というのを選んだ。)

 

昼になったので、近くのレストランで食事をとる。やっぱり、ソーセージ料理は無い‥‥。

雑な料理だったけれど、いかにも学生っぽい感じがして、懐かしい感じがして美味しい。自分もこの大学の学生だったらいいのになぁ。

飲み物は勿論ビール‥‥甘い!メニューをよくみると、「砂糖入り」と書いてあった。うへぇ、失敗。

 

オープニングセレモニーは、二階のホールで開かれた。小さなオペラハウスみたい。

正面のステージに、スライドで「Welcome」。‥‥それはコンピュータのスクリーンセーバーのように、次々と国と参加者名を写し出す。あれ、よく見るとウィンドウズじゃないか!!

 そう、ドイツのパソコンはMacではなく、Winが主だった。街のパソコン屋の、何処にも林檎マークは見当たらなかったし。

主催のプロフェッサーが、参加者の国を次々読み上げる。「ジャパン」と呼ばれた時、自分達は手をあげた。

 

「呼ばれていない国の方はいませんか?」‥‥「ノルウェー!!」

 

忘れちゃダメだよ!とばかりに、ノルウェーの人達が笑いながら手を上げる。会場は爆笑と拍手の渦だ!

なんだか皆とってもフレンドリーな気分だ!

 


大学内のティールーム 座ってると必ず誰か話しかけてくる

その後、一つだけ演題を聞きに行く事にした。絵画療法なら自分にも分りやすいと思ったからね。

発表自体は、英語をゆっくりと喋ってくれたので、よく分かった。でも!!

 質問の時間になったら、とたんに皆ドイツ語を話しはじめた!判らない!

「英語で喋ってください」ドイツ語が苦手な人が注意してくれた。でも、喋っているうちに英語がだんだんドイツ語になってるよ、発表者の先生‥‥。結局、何がなんだかわからなかった。がっかり‥‥。

 

帰りは、バスに乗ってみる事にした。ドイツのバスは、2車両、地下鉄のように連結している。新車みたいに綺麗。前と、後ろ両方に乗り込み口があったので、自分達は後ろから乗った。

 これがあとの失敗の元だったなんて。

 


バスが来た これは一両だけのやつ

駅前(ホテル近く)に着く。お金は?あれ、誰も払っていない‥‥。最後に自分達だけ残ってしまった!

「あの、お金‥‥」

「お代は、乗る時に前から乗って、その時に払ってね。今回はいいよ」

 

ああっ!生まれて初めてキセル乗車をしてしまった!! どうしようごめんなさい、ドイツのみんな。

 

夕食は、昨日の鶏料理の店に行った。なんでもホテルの近くにあると便利だね。

Aは、ラーメンみたいなチキンスープ、自分はビール‥‥甘いよ!かりんとうの味がする!

甘いの飲んで、御飯は食べられないなぁ‥‥。

 

 つづく

ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦変(その2)

ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦変(その1)

ドイツの科学力は世界一ィ!変(デス見沢デス彦(A)篇)

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「隣の印度人変」

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