my LIFE as HERMIT
「ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦変」(その2)

(文中1マルク≒100円(レートではなく、日本の感覚として。レートでは60円くらい))

ミュンスター・一日目

 

朝、7時頃目が覚めた。無理矢理起きたわけではないので、とても気分がいい!

ホテルの外装が工事中だったので、窓を開けても外は見えなかったけれど‥‥。

朝食(ヴァイキング)に、ドイツ名物の筈のソーセージとポテトが無い。??あれ、ホテルだからかなぁ?

 

側のキヨスクで洗面道具一式を買った。ホテルには、石鹸くらいしか備え付けられていなかったので、今日はおもいっきり頭を洗って、洗濯してやる。やっぱり汚いのは嫌だもんね。


ミュンスター中心部 中世の町並みそのまんま

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デュッセルドルフに遊びに行った

 

今日はフリーの日だから、近くの街に、買い物ついでに遊びに行く事に決めた。

海外初めての列車の小旅行。

ミュンスターの駅は、ホテルのすぐ近くなので便利だ。昔の札幌駅にもなんとなく似ていて、なんだか安心する。初めて来るところなのにね。自分ではちょっと驚いている。

 

自分もAも、切符の買い方が判らないので、乗ってから買う事にした。

ガラス張りの個室は多分高い席なのだろうから、自分達は普通の席につく。普通といっても、向かい合わせた席に、テーブルがついたちょっと便利な席。切符は車掌さんが来て問題無かった。

 

日本の列車より揺れは少なく、ゴトンゴトンという音も小さい。外の眺めも建物さえ取り替えてしまえば、北海道そっくりだ!! 一瞬、自分が何処にいるのか忘れてしまう。

 

「相席していいですか?」

突然、ドイツ人の中年婦人が来た!え?えええ〜!

 

どうして?他の席はガラ空きなのに???

 

どうやら、このテーブルのついた席が人気らしい。同じ値段なら、普通便利なほうを選ぶよね。

自分は緊張してまたもじっと黙ってたけれど、積極的なAは、英語も判らない婦人の問いに果敢に答えてる。凄いなぁ〜。彼女は、これから娘に会いに行くところらしい‥‥。

ドイツ人は、思ってたよりとても気さくなんだなぁ、と思った。

 

デュッセルドルフについてすぐ、デパート(を少し小さめにしたような店)で、文房具を探す。所詮はただのデパート‥‥良い画材は無かった。今日は絵を描くのは諦めた。かわりに絵葉書を買った。

Aは洗濯するのが嫌いなので、下着を沢山買い込んだ。此所の下着売り場は、女性・男性と、丁度半々ずつフロアが分かれている。(男女平等?)女性のコーナーはともかく、男性のはパンツばっかり!黒いレザーのビキニとか、銀ラメのとか。一体こんなの誰が履くのかな?


ビル街の真ん中に大聖堂:デュッセルドルフ

近くにあった、ホテルのレストランで昼食。念願の「アイスヴァイン」(豚料理)を頼んだ。

二人前は軽くありそうな大きな皿。Aが、ウェイトレスの「熱いから皿には触らないで」というのを、OK、とか答えているのに皿に触って怒られた。慌てる癖は何処へ行っても変わらないなぁ。もう少し冷静になればいいのにね‥‥。

帰りに、ウェイトレスの女性が泣いているのが気になった。何かあったのだろうか?

ちょっと可哀想な気分で、店を出た。

 

列車でミュンスターに戻り、駅のそばのレストランで夕食をとる。鶏料理の店。店員が親切な女の人だ。

美味しかったので、沢山食べてしまった。さっきの昼食でお腹一杯なのに‥‥。

旅先で太るなんて、とても信じられない事だよ!!

自分が頼んだビールが無茶苦茶甘かった‥‥。こんなの飲めないよ!

 

ホテルの部屋に帰ってみると、机に置いておいた筈のチップがそのままになっていた。もしかしたら少なかったのかなぁ‥‥。

シャワーを浴びて(バスタブは無かった)洗濯をして、熟睡した。日本の夢をみた‥‥。

 つづく

ドイツの科学力は世界一ィ!変(その1)(デス見沢・F・デス彦篇)

ドイツの科学力は世界一ィ!変(デス見沢デス彦(A)篇)

印度でわしも考えた変

「隣の印度人変」

「大阪変」「ハッカー変」

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