ミュンスター・一日目
朝、7時頃目が覚めた。無理矢理起きたわけではないので、とても気分がいい! ホテルの外装が工事中だったので、窓を開けても外は見えなかったけれど‥‥。 朝食(ヴァイキング)に、ドイツ名物の筈のソーセージとポテトが無い。??あれ、ホテルだからかなぁ?
側のキヨスクで洗面道具一式を買った。ホテルには、石鹸くらいしか備え付けられていなかったので、今日はおもいっきり頭を洗って、洗濯してやる。やっぱり汚いのは嫌だもんね。 ![]() ミュンスター中心部 中世の町並みそのまんま _______________________ デュッセルドルフに遊びに行った
今日はフリーの日だから、近くの街に、買い物ついでに遊びに行く事に決めた。 海外初めての列車の小旅行。 ミュンスターの駅は、ホテルのすぐ近くなので便利だ。昔の札幌駅にもなんとなく似ていて、なんだか安心する。初めて来るところなのにね。自分ではちょっと驚いている。
自分もAも、切符の買い方が判らないので、乗ってから買う事にした。 ガラス張りの個室は多分高い席なのだろうから、自分達は普通の席につく。普通といっても、向かい合わせた席に、テーブルがついたちょっと便利な席。切符は車掌さんが来て問題無かった。
日本の列車より揺れは少なく、ゴトンゴトンという音も小さい。外の眺めも建物さえ取り替えてしまえば、北海道そっくりだ!! 一瞬、自分が何処にいるのか忘れてしまう。
「相席していいですか?」 突然、ドイツ人の中年婦人が来た!え?えええ〜!
どうして?他の席はガラ空きなのに???
どうやら、このテーブルのついた席が人気らしい。同じ値段なら、普通便利なほうを選ぶよね。 自分は緊張してまたもじっと黙ってたけれど、積極的なAは、英語も判らない婦人の問いに果敢に答えてる。凄いなぁ〜。彼女は、これから娘に会いに行くところらしい‥‥。 ドイツ人は、思ってたよりとても気さくなんだなぁ、と思った。
デュッセルドルフについてすぐ、デパート(を少し小さめにしたような店)で、文房具を探す。所詮はただのデパート‥‥良い画材は無かった。今日は絵を描くのは諦めた。かわりに絵葉書を買った。 Aは洗濯するのが嫌いなので、下着を沢山買い込んだ。此所の下着売り場は、女性・男性と、丁度半々ずつフロアが分かれている。(男女平等?)女性のコーナーはともかく、男性のはパンツばっかり!黒いレザーのビキニとか、銀ラメのとか。一体こんなの誰が履くのかな? ![]() ビル街の真ん中に大聖堂:デュッセルドルフ 近くにあった、ホテルのレストランで昼食。念願の「アイスヴァイン」(豚料理)を頼んだ。 二人前は軽くありそうな大きな皿。Aが、ウェイトレスの「熱いから皿には触らないで」というのを、OK、とか答えているのに皿に触って怒られた。慌てる癖は何処へ行っても変わらないなぁ。もう少し冷静になればいいのにね‥‥。 帰りに、ウェイトレスの女性が泣いているのが気になった。何かあったのだろうか? ちょっと可哀想な気分で、店を出た。
列車でミュンスターに戻り、駅のそばのレストランで夕食をとる。鶏料理の店。店員が親切な女の人だ。 美味しかったので、沢山食べてしまった。さっきの昼食でお腹一杯なのに‥‥。 旅先で太るなんて、とても信じられない事だよ!! 自分が頼んだビールが無茶苦茶甘かった‥‥。こんなの飲めないよ!
ホテルの部屋に帰ってみると、机に置いておいた筈のチップがそのままになっていた。もしかしたら少なかったのかなぁ‥‥。 シャワーを浴びて(バスタブは無かった)洗濯をして、熟睡した。日本の夢をみた‥‥。 |