my LIFE as HERMIT


ネタつきた
「リラクシン・アット・カマリロ!?変」(その5)

◇火曜日:5

 ワタシの夢は現実的。このときも病院にまつわる夢を見たような…。看護者にピアスの言い訳。「ホスピタリズムの一形態、幼児化とかデスね…」。ちょっと違うんじゃねーか言われてしまう。N田似がいるんで、下ネタに。彼はポジティブなハ○ですけべだ。若い看護士から、しばしば「さいて〜」言われてる。

 

 『全体ミーティング』は無視。なんかたるい。バイタル取りに来た。37.8℃。「パジャマに着替えて休みなさい」。『全体ミーティング拒否熱』か?そのミーティング、長くやってる。疲れないか?1時間弱に及んだぞ。ワタシの経験上、病人にはハードと思うんだけどナ。>スタッフさん。

 

◇水曜日:5

 へーげるに『みすず書房』の目録を贈呈。ワタシは家にアルし。「眺めてるだけで幸せにならない?」「まったくだ」。中井絵本はナースに廻る。ためちゃんは焦っていて、煙草の本数増。

 

 シャワーから戻ると、実習生が掃除でもバイタルでもなく部屋にいる。患者と話すのが目的らしい。既に準看持ってるとのコトだが、うるさい。声がでかい。あんまりなんで「もう少しボリューム下げて話して頂けますか?」と言わせてもらう。それに、なにかっていうと「頑張りましょうよ」…ウツに『頑張れ』は禁句ちゃうか?

 

 引越しだ。4人部屋だが2人で使ってる。ベッド間が広く、カーテンも足下まで囲んでくれるモノ。幸せだぁ。

 

 『情報の共有』ってコトで、受診は担N同席が原則になってしまった(泣)。主治医が熊語(熊としか表現できナイ方)でカルテ書くからだぁ。下ネタできなくなっちまうナ。眠剤のコト、入院の目的が果たせたか…を話す。「人格障害にはクスリは効かないよね、クリニックでカウンセリング?」。とりあえずナシというコトで。他の患者との距離を取れと言われる「子守してるそうだナ(ためちゃんのコト)」「彼女の主治医からお駄賃もらわんと。あ、どくたーからもだ」「?」「巨人ファンの教育係」。いーかげんにしろよ、こいつはまったくもう…って目で見られる。抗ウツは減量。「お医者は『躁よりウツがいい』んでしょ?と言うと苦笑された。ワタシ、それ故に、凄く躁転を恐れてる。

 

 叫ぶ歌人が「天使、天使、エンジェル、エンジェル!」祈ってる。ご苦労なコトだ。『悪い組織』はコノ病院から去るだろう。フィリピン人2児の母(以下ぴりぴ)入院。とにかく不眠だという。歌人「私は悪いことを平気でする人、嘘をつく人は大嫌いです」叫ぶ。嫌われるね。>ワタシ。モラル高くて、大変そう。甘味が恋しくなり、飴をなめる。

 

◇木曜日:5

 昨晩の飴は口に残ってた。ふらう&ナース、Nステに。久々に『バロック』聴く。『へぼ覚醒剤』との別れの朝だった。きっちり3ヶ月間服用。つい「覚醒剤がぁ…」と口にしてしまい近くの患者さんを凍らせていまった。反省。部屋の窓硝子に金網が入っていない。景色も老人保健施設(この病棟の1・2階)の庭が見え、よい。

 

 

 ぱきぱき系の看護婦さんと患者の『自己決定力』について語り合う。珍しく眠たい。寝っ転がると空が見える。前の部屋は古い病棟の壁だった。ナースが「自分の飲んでるクスリ、専門外だから…」とメモ持って来る。クスリ本を見るまでもなく解る、まっとうナ処方(生意気だねぇ)。解説もした。眠いのは脱覚醒剤のせいかナ?

 

◇金曜日:5

 夜中にクスリもらいに行って、水入りコップを落としてしまった。給食当番が拭いてくれる。ありがたい。おしゃれさん『風と木の詩(美少年愛漫画)』のコミックスも持ってた!「じ、ジルベール好きなんですかぁ?」聞こうかと思ったが…。

 

 部屋の移動や入退院を、患者にはどうして教えてくれないのか?同級生と話したいとNステに申し出、同窓会を開く。部屋の話は簡単に済む(お互い納得)。ワタシの今後の話に。「今後はなくてもいい」と言ったら「それじゃ退院させられナイ」だって。でも疲れてるのはホント。躁状態は疲れないっていうが、ワタシは『高い』と言われるときも疲れるし、Happyではナイ。

 

◇土曜日:5

 『起こされる夢』を見、5時半に起きちゃう。Nステに行く。N田似いるので恒例の下ネタ。本物のN田に手紙を書く。終わると熟睡。

 

 昼食だってんで起こされる。高菜ご飯。担N来て今後のコトを話す(ヤル気ないワタシ)。ふらうと、ためちゃんへのプレゼント買いに行く。それだけが目的のハズなのに、2人とも『買物バカ』でありました。ワタシは「いつかは買うんだ」と言い訳して『タイマーズ』のCD。酒入りのカフェラテ飲んで帰る。

 

 主治医が担Nと待ち構えてた。ベゲタミン飲むコトに。まずBね。笑って高いから抗ウツ抜くか…と思うとスグに「ぼんやりした自念が…」言うし、泣くし。「コイツはぁ…」って感じかナ?退院は再来週。長過ぎる入院もストレスだから(自宅療養も同じだよぉっ)。

 

 

 ワタシのクスリに対する強さは洒落にならないらしい。ベゲタミンの効き目に期待する。早く就寝時にならないかナ。

 

◇日曜日:5

 流石だ、ベゲタミン。中途覚醒はするが、たるくてNステ行く気力なかった。覚めても眠れる。まだたるいぞ。

 

 手紙を書く(看護者は諦めたようだ)。ちょっと疲れてコーヒーとアイス。ぴりぴはお子さんの学校の行事で外泊。。独ゴ嬢は廊下をダッシュしてる。ホールで目を閉じ、CDに合わせ♪いけない、る〜じゅまぁ〜じっく…と歌ってたら人の気配。歌人が笑ってる。呼び寄せてしまったぁ!

 

 外出、近所だけ。たらりんと過ごす。夕食:豚の生姜焼着。縞ぱんに「歌人に『うるさい、だまれっ!』て言ったらどうなる?」と9割冗談で聞いたが、そうは取ってくれなかった。歌人、シューベルトではナイ♪野ばら 歌ってる。日本語だったが、ワタシはいーかげんな独語で便乗(笑)。

 

◇月曜日:6

 朝食後クスリを飲みにNステに行くと、バイトの学生がクスリ渡してる。ワタシ見て「誰だっけ?」「誰だっけはないんじゃない?」とかます。後ろにいる縞ぱん、介入しない。学生、ぶすっとして謝る。

 

 ラジオでビリー・ジョエル。懐かしや…。ホールで実習生が患者(高齢者)に「何、観てんの?」。Nステ直行。今朝のバイト学生といい、実習生といい、年長の患者にタメ口効くよう、最近の看護学校は指導してるのかい?と。彼女たちが試験に落ちるコトを祈る。昼寝。そのまま夕食時になり起こされる。就寝前のレボトミン50Jって酒で言ったら、どれくらいの度数になるのかな?胃が熱い。

 

◇火曜日:6

 ベゲタミン、眠りの質は良。目覚めたけど、Nステ行くまでもなく寝直せた。

 

 ナースの悩み…戦中派(だろう)ナお父さまから「しゃんとしろ!」系手紙が届いちゃう。ココでの主治医は、その手紙を破っちゃったってね。

 吸い飲みかビニールチューブのストロー(介護用品)があれば、寝っ転がったままで飲めるのに、と部屋担当の看護婦に。「なまけものぉ」言われ、ココのベッド、実はリクライニングだと教えられる。誰も使ってなかったからなぁ。不覚でした。さっそく背を起こして、よい気分だ。微熱はアル。落書きしてて遊ぶ。

 

 課長・担Nと今後のコトについて話す。胃が痛くなる(めったにならナイ)。昼食:流石に食べれない。秘蔵のサクロン飲む。一応担Nに報告。胃痛はスグに治まる。コレも報告。外出時に昼食を買おう。

 

 買物して病院に戻ると、玄関に蹲ってる男性が。見覚えアル。ジェーンだ。本人も家族も困り果てて来院したとのコト。再入院かも。ワタシとはすれ違うか?眠れなく、食えないで、痩せてしまってた。

 

 夜勤のN田似と『近頃の若者は…』話。バイトと実習生の無惨さ踏まえてね。『全共闘世代の親の無責任が悪い!』で同意。同級生、見かけないナと思ってたら病欠だそうだ。ワタシも原因かナ?Nステに入り浸る。いにしえのESTの話も聞く。ホント自念なくなるって。

 

◇水曜日:6

 病み上がりの同級生出勤。寝具&リネン交換。楽しんでベッド作る。微熱は続く。看護婦から「これから看護学校行って、主任の後継いだら?(笑)という、恐ろしい冗談を言われる。

 

 主治医来る。「過食は、いいよ(コレばっかり)」。ベゲタミン、Aを飲んでみたいと言うと、了承される。退院後のコト。「思い残すコトがあまりナイ」という不穏な発言には、禁句のハズだが「頑張って欲しい」と。初診の、軽ウツだったけど、働いてた頃のワタシに戻って欲しいと。ワタシは感情の幅が小さいらしい。「ハガキの長辺が多くの人の幅で、短辺がワタシ?」「そんな可愛いモノじゃナイぞ」。退院は週明けに。「やけおこすなよ!」で別れる。

 

◇木曜日:6

 3時過ぎてたが、ゴネてクスリもらう。5時には起床。ホールに既にたむろってる人多し。縞ぱんも来る。頭痛なのでセルシンもらう。部屋担当は同級生。頭痛のコトなど細々したコト話す。その後昼食まで寝てた。微熱、低めになった。

 

 外出で買物。へーげる、近いうちにアパートに引越すので、準備大変そうだ。意外にも主治医が来る。消灯5分前だぞ。「買物しまくってる」と言ったら、テグレトール増量。既に眠剤飲んでるワタシはラリってて、パジャマで受診…。

つづく

リラクシン・アット・カマリロ!?変(その4)

リラクシン・アット・カマリロ!?変(その3)

リラクシン・アット・カマリロ!?変(その2)

リラクシン・アット・カマリロ!?変(その1)(デス見沢デス彦17號篇)

ドイツの科学力は世界一ィ!デス見沢・F・デス彦

ドイツの科学力は世界一ィ!変(デス見沢デス彦(A)篇)

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