あー、あー、テス、テス。あー、みなさん、いいですか。えー、私と新郎とは、中学の時からの…あ、お約束じゃな。テーマがちょいマジだから真面目にやるとしよう。 今日の新聞であるが、生体肝移植がうんたらとか書いておった。今までは、親が子供に移植する、というのが普通だったが、今度のは子供が親に移植したのだ、ということだ。ここで言いたいのは、わらわは絶対やらねーよ、ということだ。大体、親が先に死ぬのは当たり前ぢゃねーのか? ていうか、親もそこまでして生きたいのか、と思う。あ、それとも、もともと子供を作った目的が、いざという時の為の臓器の保存にあったのかな。クローンは駄目とか言われたから。そもそも、移植が必要な奴なんてのは寿命なんだって。無理したってどうせ何年かの違いだって。その手術にかかる何千万もの費用、第三世界にもってったら何億人の死ななくてもいい乳幼児が助かるんだろうね〜って感じぞよ。 で、こういった人々を、我々教団では「守命奴」と呼んでいる。「守銭奴」というのと意味合いは同じ。頑張ったってどうせいつかは死ぬんだから、あんまりみっともない真似はしない方がいいよねぞよ。 我々の教団では、自分の死期を知ることが無上の喜びとされる。だから癌とかで死ぬの最高。心筋梗塞はチト困る。脳がやられるのは最も避けたい。死期が解れば、死ぬまでにやらなければいけない仕事の段取りとか、遺産の分配とか出来るからな。いままでやれないでいたことも出来るし(例えばフグ肝を食うとか)、あとこれが一番重要なことなのであるが、隠しておいたエロ本の処分が出来るということである。これを放ったらかしにしておいて死ぬのは、少なくともわらわは嫌じゃ! だったら今から処分しておけば、と言う人もいるだろうが、そんなんいつ死ぬかわからないのに、もったいないだろー! ぞよ。 …何かだいぶ話がそれたが、とにかく皆も「死」の大切さがちょっとはわかったであろう。医者に喧嘩売ってるような気もするが、そのとおりじゃ。医者もこれを読んで、少しは改心し「死」の有難みをわかれ、とわらわは言いたいのじゃ。 さて、これは他の番組と同じく不定期に更新していくぞよ。今日の集会は終りじゃ。自分で出したゴミは持って帰ってな。気を付けて帰るのじゃぞ。集会は、家に帰るまでが集会じゃ。 |